あえて

敢えて、不快な環境に身をおく。挑戦的な(ツッコミ力ある)人と付き合う。緊張させられる人と付き合う。その環境をどう克服し、そういう人に自分を認めさせるかという勝負をしてみる。私の武道のH先生は非常に厳しい、想いの乗っていないことを口滑るとすかさずチェックが入る「それどういう意味やねん」。私は呆然となる。ようするに何も考えていなかった。自分の言葉を喋っていなかったということを思い知る。恥をかく。毎回、自己嫌悪と自己ツッコミを激しくいれ直して、「クソ~」という思いを糧に背伸びをしていく。

そんな環境だから、毎週の稽古もその後の食事の時も、気合を入れてプレッシャーを存分にかけて、敢えて自分から丸裸になっていくように心掛けている。へんに繕っても全部見透かされるから、余計にかっこ悪いし、余計にバカ丸出しになる。

鍛えられることで大きくなっていく。鍛えてくれる存在を作っていくことは大人になればなるほど大事だと思う。歳をとればとるほど、自分の殻や箱に入り、鎧を着て、自己防衛に走る。しかしながら、H先生の下には沢山の人は集まらない。皆恐れるからだ。丸裸にされて、自分が後生大事に守ってきたエゴを否定されることが怖いからだ。でも、集まっている人はみんな愉しい。みんな真剣だから、うわべの笑いや快楽的な暇つぶしはない。腹から笑い合える人達である。真剣に自分に向き合う人達と付き合うとこういう宝物がある。

よっぽどの人でなければ、自分で自分を鍛え抜いていくことは出来ない。「よっぽどの人」なら良いが、そうでない人は一日も早く温室から出てきたほうが良いと思う。
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by somaticcoach | 2007-08-15 12:58

兵庫県神戸市の「ザ・ととのゑ屋」さん(威風堂)です。営業のお知らせについて、想っていることについて綴っています。


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