運動選手とこの時期の風邪

プロ野球選手の中で、キャンプ中に風邪を引いてリタイヤする選手が必ずいる。最近、私自身一冬で二度目の風邪を引いたここ数年風邪を引いたことがなかったうえに、一冬に二度も風邪を引くのは何年振りだろうか。私自身の二度目の風邪引きのメカニズムとキャンプ中にダウンする野球選手の風邪引きメカニズムに共通点があるのではないかと思っている。

彼らはキャンプ中ハードに体を動かす。そこで当然汗をかく。しかし、比較的暖かい所でキャンプをしているものの、外気は冷たく乾燥しているいときも多い。だから、ちょっと動かないでいると汗は引くし、アンダーシャツも乾いてしまう。ここにカラダの隙が生まれる。カラダが運動で温まったために、カラダは緩み開いているから、色んなものがカラダに侵入しやすい状態でもある。そして、出ていた汗が冷たい外気に曝されることで、汗が出尽くさずに内攻してしまい、カラダが芯まで冷えてしまう。それが風邪引きに繋がっていく。

汗が乾きやすい時こそ、よく汗を拭き、アンダーシャツを着替える必要があるのではないかと思う。肘(注:野球選手だから肘を冷やすべきではないという意味ではない)や頸後部・後頭部などの冷やすべきでないところは、気をつけるようにしたい。最近は非常に高品質のアンダーシャツやコンディショニングウェアーが販売されているが、それに頼りすぎるとカラダの管理を失敗する可能性が、意外にも大きいのではないかと感じている。自分でできるカラダの調律は、しっかり自分で管理していきたいものです。

でも一旦風邪を引いたら、覚悟してじっくり経過させるべきである。無理に早く症状を抑えて現場に復帰できたとしても、肝心のカラダが言う事を聴いてくれない。症状を抑えることはは治ったことではないからだ。下手をすると、今の時期の風邪の処置を誤ったために、丸々一シーズン、カラダをベストコンディションに戻せることなく過ごしてしまうことだってある。処置を誤ると、風邪は非常に恐ろしい。まさしく、万病の元になる。風邪自体は何も悪くはない。処置の誤りが、万病の元なのであろう。一週間の程度の遅れで済むか、今のチーム内競争に焦ったために一シーズン不調で過ごすか、全体の流れを見てとるべき道を選択するように心がけて欲しい。

風邪は引いた後が肝心なのである。
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by somaticcoach | 2006-02-28 02:12

兵庫県神戸市の「ザ・ととのゑ屋」さん(威風堂)です。営業のお知らせについて、想っていることについて綴っています。


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