カラダを悲観視するのはやめようよ

変形性膝関節症というレッテルを貼られてしまった方には、「膝が変形したので、膝はもう治らない」と悲観的な思い込みをする人が多いし、日本でもアメリカでもそうレポートしてくる人を観続けてきた。医者にそう言われると疑うことなく、それが正しい(?)こと・受け入れなければならないこととして、即自分の価値観になってしまっている。

じっくり考えて欲しい。それが本当に正しいことか?

変形、つまりカラダが変化してきたわけだ。誤ったカラダの使い方をして、長い年月をかけてじっくり悪いストレスをかけ続けたために、そうなってしまった。降って湧いたものではなく、時間をかけて自分のカラダにそう働きかけた結果なのだ。それが好ましい結果ではなく、悪いほうに関節やアライメントが変形したわけだ。しかし、こう考えられないだろうか。カラダにかけるストレスの種類や質を変えれば、良いほうに変形し直すというふうに。それが、論理的で冷静なカラダの捉え方ではないだろうか。変形は良い・悪いは別にして、幾つになってもカラダはそれだけ変化できるというカラダの可能性を示してくれている。

脚がひどく曲がりくねった中高年の方を看ることが多いが、そのためにカラダの可能性を感じさせてくれる。勿論、奇跡的に瞬時に元通りになるという考え方はしない方が良い。しかし、好ましい働きかけを行えば、カラダは好ましい方向に変化してくれるのである。

カラダが硬い人も同じである、それだけカラダが硬くなれるってことは(人によって度合いが異なるが)、逆に柔らかくなれる可能性も示してくれているのである。

勿論、年月をかけて正しくカラダに働きかける必要がある。だが、発想を変えれば、ちょっと違う角度から物事を見ることが出来れば、自分のカラダに悲観的になる必要は全くない。そして、私の持論に通じる:『幾つになっても、みんな将来性がある。』
by somaticcoach | 2005-09-26 22:37 | Somatics