小後頭直筋などの後頭下筋群は硬膜とをつなぐ靭帯のような組織のブリッジがあることが確認されています。
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ということは、後頭下筋(私の場合は小後頭直筋を使っています)を触診していると硬膜の歪みを読み取ることができるのです。

もちろん頭蓋骨であったり仙骨や尾骨などの硬膜付着骨を触れても硬膜の状態を読むことができるのですが、後頭下筋群を触れている方がより詳しく硬膜の状態をつかめる感覚があります。

どこの脊髄レベルの硬膜でどんなストレス(歪み)が起こっているかが伝わってきます。

その歪み・ねじれ・緊張がリリースされるように触れているところを操作してあげれば硬膜の調律ができてしまいます。

最近はこれとこれのアレンジ操法を用いることで心身調整を一気に進めることができます。

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by somaticcoach | 2016-11-25 15:32

今私が触っているもの

てあての㊙基本
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身体には様々な状態が反映されています。
その中でも、身体を調律する基本は、
その人の(無意識の意思)が反映されている「主体的な」緊張・硬直・硬結部位を読み取ることです。

目立った歪みや偏り、硬直や固さが出ているところは受動的(二次的)な緊張=補正ですから、そこに囚われてしまいそこに施しをしてしまったらかえって身体のバランスは失われてしまうので注意が必要です。

歪みというのは受動的にできたものではなく、無意識や潜在意識の意思の現れなので、主体的に緊張しているものをくみ取る必要があります。(歪みは自分で作っている=自分で歪もうとしている。)

そして、そこ(主体的な緊張部)と術者の手を通して体話をして自律的な蠢き(自律動)を引き出してあげることです。
自律動は逃避動であったり、姿勢の揺らぎ・崩れであったりします。
動きではありますが本当にわずかなものなので正確には蠢きと表現する方がいいと思います。

逃避や姿勢のバランスポイント(釣り合い点)に達したとき、身体は自動的により調和のとれた状態へ快帰してきます。
1セッションでだいたい数箇所の主体的な緊張部を剥がしていくと一つの段階で落ち着きが生まれます。

一つのセッションはそこで終了し、さらに深層の段階は次回の取り組みとなります。
そうやってミルフィーユとなっている歪みを剥がして限りなく素朴な状態へ導いていくことが整体です。
ですから本当の意味で整体を目指す方は定期的に通うということが必要となります。

自覚症状など都合の悪い状態を脱する目的の調整は浅層段階のものでしかありません。
できればある程度の階層を縁のあるうちに脱ぎ去っていくことが望ましいと思います。

自分の一生に間に合う身体を保っていく。
目先の不都合だけにとらわれず、あえて遠い未来を見据えて身体のことを考えた方が余裕をもって今ある症状とも付き合っていくことができるし、身体を立て直すことに落ち着いて取り組んでいけると思います。

私が観てきた中では、目先の不都合や目先の目的に囚われてしまっている人からは苦しみや息苦しさばかりがただよっている感じです。
自分の今までは置いといて「今すぐ楽になりたい」「今すぐどうにかなりたい」と余裕がないために根幹となる地味な事(取り組み)に対して耳を傾けることが苦手になっている人も多いです。
元気でアクティブな80歳、90歳の自分をイメージできますか?
あえて遠い未来から見て、今自分はどうしていったらいいだろうかと考えてみることをおススメします。




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by somaticcoach | 2016-11-24 22:03

最近以前こちらに通って来られていた赤ちゃんが今は1才を過ぎたんだけど、
その子とお母様がある方の新居に遊びに来たときの話をしてくださったのをふと思い出しました。

その子は初めての場所に来たんだけれどけっこう一人遊びをして楽しんでいたと聞きました。

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よく自信がないとか、自信が持てないとか、「自信」といういかにも迷走しそうなワードに振り回されて悩んでいらっしゃる方も多くいらっしゃるようですが・・・。

挙げ句のはてには「親や先生、友人に認めてもらえなかった」とか「自分が優れた成果をあげたことがない、成功したことがない、勝負に勝ったことがない」などという自分だけで成立する言い分を持ちこんだりされます。

あえて自分を低くしたり、いじめたりしてしまっているのです。

そういう人たちは「一人遊び」してこなかったんじゃないかと思いました。

他の誰かの承認を別に求めることなく、他の人に遊んでもらったり、(少し操作をすれば)向こうから遊んできてくれるハイテクおもちゃの力をも必要とせず、自分が愉しいと感じるままに遊べるということこそ自信の現れなのです。

自信がないと言っている方、そう思ってしまっている方は、原始的な遊びをたんたんと一人で楽しめるかってことなんじゃないの?

自信がどうとか言う前に、遊んでもらうんじゃなく、一人遊びできますか?

一人悩みではなく・・・それがその人の”一人遊び”?だったりして。


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by somaticcoach | 2016-11-23 09:15

蓮根さんの力を借りる

自然(食物)の力を借りる「自然療法」という伝承療法があります。
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蓮根(うちでは「香蓮」というパウダーを使って、おススメしています)さんは、
タンニンという成分が豊富で咽喉や気管支などの呼吸器の粘膜の炎症を調整し咳や痰を緩和する効果が高いとされています。
ビタミンやミネラルも豊富だそうです。
陰陽的には陽性なので身体が陰性に傾きやすい人、呼吸器系が弱い人に助けになってくれます。

自然療法や栄養療法なども実験して伝承していこうと思っています。


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by somaticcoach | 2016-11-22 18:36

インナーマッスルは意識に反応(呼応)して働いています。
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色んなインナーマッスルのトレーニング方法が提唱されていますが、
私の実感では深部筋は”トレーニング”で活性されるわけではありません。

鍛えられているとしたら(トレーニング中などの)意識に反応して、その意識(意識の象)によって”鍛えられて”いるのです。
ですから身体の深部を活性させたい場合は、「意識」をトレーニングする必要があるんです。

インナーマッスルの衰えは意識の老化と置き換えて言うことができると思います。

そう筋立てていくと、多くのトレーニング方法はかえって無駄なことをさせている気がしてなりません。
もっと繊細な方法でなければ本当に理想的なインナーマッスルを創ることができないと思えてなりません。




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by somaticcoach | 2016-11-22 18:12

立ち直り反射を活かす

立ち直り反射を活かすコツは意識的に姿勢の揺れや崩れを修正しないことです。

絶妙な立ち直り反射は意識が外れているときにこそ発揮されます。
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そうこんな時にちゃんと効いています。
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こんな時にも。

ポカ~ンとして自分自身をコントロールしなきゃ、という念を消してみましょう。

本能の力で心身が整っていきますよ。



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by somaticcoach | 2016-11-21 09:01

立ち直り

姿勢を崩すことによって立ち直りのきっかけを作ることができます。
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身体を揺らぎ(揺らぐまま)に任せるとあるところまで傾きます。
傾くのを邪魔しなければ、あるところで戻るスイッチが入ります(立ち直り反射が入ります)。
そうさせてやると自ずと身体の偏りや歪みが是正されて一皮整った状態に治ります。

身体は(一度)崩れてみたいのに、頑張って”立派な”姿勢や型を取ろうすることは自然に反してしまうことになります。

一つの立ち直り反射を体験するだけでも身体はス~ッとより通った感じになります。
呼吸も楽になりすがすがしくなれます。
気持ちも一皮晴れやかになります。

身体は常にそうやって自律を取り戻して、健康になろうとしています。
立ち直り反射を許さないでいると、身体はますます偏ったりこわばってきたりします。
内臓機能や循環機能、呼吸機能など身体の生理的な働きをゆがめてしまします。
また、精神状態にも歪みが生じてきます。

心を静めポカ~ンとして身体の揺らぎたい欲求のままにさせてやることがとても大切な健康法なのです。

揺らぎを手放すと倒れてしまうのではないかという恐れを感じる人もいると思います。
身体を(無意識に)カチカチに固めて身構えてしまっている人もいると思います。
大丈夫です。

倒れる間際で立ち直りスイッチが入るようになっています。
私たちは立ち直れるようにできています。
不安な人は座ってやっても、寝転んでやっても(この姿勢では揺らぎを感じるのが難しくなりますが…)構いません。
ポカ~ンとなって身体の自律運動を愉しんでみてください。
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by somaticcoach | 2016-11-20 13:35

インフルエンザの影響が身体に現れる急所がある。
命の重要な活点に現れる。
なぜインフルエンザの影響が”そこ”に現れるのかを考え巡らせるとこんなメッセージがみえてくる。

これまで育ててきた免疫力に何らかの不備があればインフルエンザにかかる。
その力を利用してフル装備へと進化していく。
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命のリブート(再起動)を行う必要があるからインフルエンザはある。

インフルエンザが流行るのは、それだけ命のリブートが必要な人が多いからである。

命のリブートが必要ない人はどう転んでもインフルエンザにかからない。

命のリブートが必要な人はインフルエンザの流行からどんなに離れたところにいようともインフルエンザを引き寄せる。

インフルエンザにかかることを邪魔してはいけない。
そして、ほんとうは恐れる必要はない。
かかった人がいれば周りは見守って当人が復活するのを待っていればいい。

目先の都合に振り回されインフルエンザを敵と見なしたり、必要以上に恐れたりして余計なことをして命を弱体化させてしまうことが本当に本望なのか?


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by somaticcoach | 2016-11-20 08:56

硬さの種類

身体には
主体的な硬さと
受動的な硬さがある。

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(無意識・潜在的に)自ら硬くなろうとして力んでいるところ。

そして、その力みの影響を受け止めて硬着しているところ。

身体をさわると触覚的に後者の受動的な硬さの方が見つけやすいし、その本人も自覚していることが多い。

ただし、その受動的な硬さに処置することはただの慰安行為にすぎない。

そこは何の影響を受け止めているのかを読身し、主体的な力みの元に無駄な、あるいは、無理な働きを諦めていくよう身体的・エネルギー的に提案できなければ身体が整うことはない。

背景を観ていく、知識もはずして背景を感じ読解していく。

硬さや力学的なストレスだけを切り取って観察しても色んなことが見えてくる。

視点のバリエーションを増やせば増やすほど身体の様々な次元が味わえて身体遊びに興味がつきることはない。



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by somaticcoach | 2016-11-16 09:57

学習・習得の㊙って?

愉しむことは手放せていること。
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手に入れようとした瞬間、愉しさは逃げていく。

理解できない(自分を超えている)から愉しい。

理解を求めないからただ味わって体験することができる。

理解を求めると、愉しくなく、面白くなくなる。

苦しさが生まれてくる。

自分に取り込もうと欲が働くやいなや愉しさからは遠ざかる。

アホ(素)でいられるほど愉しさは増えていく。

真面目は智恵を濁らせる。

知識深くにもなれない。

アホで取り組めば、記憶に、身に付いてしまう。きっと。

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by somaticcoach | 2016-11-16 09:29