「咽喉から手が出るほど欲しい」という表現がある。
咽喉から出る手とは何のことだ?
あるやないか、舌や。舌が咽喉から出ている手だ。
これは解剖的に見てもまさにその通り。舌は軆の最深部に直結している。ほんとに魂の要求として欲しくて欲しくて堪らないとき、舌を観なければわからない。
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by somaticcoach | 2008-02-28 21:23

拡がりの縁・円

円のように、メビウスの環のように廻り、拡がっていく縁。
人との繋がりで施術や出張リハビリの声を掛けてもらうことが増えている。
今年は自分の肩書きをもっと利用しようと思っていただけに、米国の理学療法士という自分自身ではどうでも良い肩書きを聴き付け興味を持つ人も多いと捨てたもんじゃないなと思ってしまう。どうでもよいが、利用できるものは利用し縁を深めて行きたい。

面白いもので遠巻きに縁の声が掛かってくるが、普段マメに関われる可能性がある人達からはあまり重宝されていないと感じている。多分に自己責任ありだろうが。

私自身、日本の良さなどこれっぽっちもわかっていなかった。便利で、経済的に豊かだけど、人が多くて息苦しいとだけしか思っていなかった。10年間アメリカで過ごして、日本人としての自分を強烈に意識した。向こうでは日本人を売りにした。そのくせ何も日本の事を知らなかった自分を恥に恥じた。それでも「日本」ブランドを利用して学校でも、仕事場でも、他のアメリカ人や他国からの留学生から際立つように演出した。私が日本を背負って、日の丸を背負って、日本代表でここ(アメリカ)に居ると思っていた。だからこそ、相応しく10年間を愉しむことができた。その甲斐あって、日本の素晴らしさが観えてきた。とても恵まれていた自分に気づくと共に、日本への愛おしさで心が膨らんでいった。もっと日本を知りたい、堪能したい要求が爆発した。

何が言いたいかと言えば、身近すぎると気づかないことが多いということに気づいたら今のあり方が愛おしく感じられるようになれる。外のものは、隣の芝生は良く見えてしまう。灯台下暗し。どれほど勿体無いことを平然としているか痛感できるようになって欲しい。別に私を重宝する必要はないが、色んな宝に囲まれていながら見ざる聴かざる感動せずで過ごしてしまうことが人生の喜びのエッセンスを切り捨てていることになっているんだと思う。看脚下。
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by somaticcoach | 2008-02-21 18:59